食べたものを毎日記録する、ただそれだけのコーナー。


記録している人=三星舞
熊本在住のフリーライター。取材の待ち時間に「クスクス(200円)」を買ってしまいました。クスクスとは、小麦粉で作られる世界最小のパスタ。何に使うのか? それは私にも分かりません。 

2018年10月31日(水)


所要で天草に来たので、私なりに大奮発して「奴寿司」へ行ってきました。
前回訪れたのは赤うにが出始めた頃でしたが、今年の赤うにはもう終わりとのこと。
握りを四つ切りの海苔にのせた状態でいただきました。


あとは、石鯛や車えび、こはだ、などなど…。
今日は仕事じゃないのだから何も考えずにひたすら味わおう!と決めて、ゆっくりいただきました。
2018年10月30日(火)


愛犬が腰を痛めてしまいました。
処方された薬の匂いが気になるみたいでなかなか飲んでくれず、何か良い方法はないかと試行錯誤…。


とりあえず冷蔵庫から探した有力選手のみなさんです。
砕いた薬をこれで包んで、ごまかして食べさせる作戦です。
塩分が気になりますが、とりあえず薬を飲ませたい。
しかし、謎のチーズはあるものの、なぜかノーマルなチーズがない。
どれも愛犬にノーセンキューされ、選手たちは私の胃袋に消えていきました。


結局効果があったのは焼き芋。
薬を芯にして芋でぎゅぎゅっと包んで団子状に。
ダミーをいくつか作って、私も食べながらお裾分けスタイルであげたら食べてくれました!
「あま~い!おいし~~~い!おひとつどうぞっ!はいっ!」と一人でしゃべりながら…。
2018年10月29日(月)


今日は4時起きのお弁当日。
早めに就寝したのになかなか目が覚めず、料理も絶不調。
卵焼きは「だしの代わりに水を入れるとおいしい」と聞いたことがあり、試してみたら水の量が多すぎたのかボロボロな焼き上がり…。
ねぎのじゃこ炒めは炒めすぎてねぎの食感が失われてしまいました。
さらにご飯は水が少なかったのか硬めに炊きあがっていて、ごまかそうと梅とおかかの混ぜご飯にしたらおかかが米の水分をさらに吸ってしまってぱさぱさになるという大惨事。
私もお昼ご飯に同じメニューを食べましたが、がっかりな仕上がりでした。
ごま豆腐とフリーズドライのお味噌汁を添えてションボリしながらいただきま~す…。
やっぱりおいしいご飯ってすごく大事ですね。
おいしくないとテンション上がらない!
仕事もなかなか進まない一日となりました。トホホ。

*今日のおすすめ商品
お弁当特集
|九州の食卓2013年春号|
2018年10月27日(土)


9月に取材でお邪魔した大分・中津市の「武蔵屋総本店」で買っていたおしるこ。
もったいなくてなかなか開封できなかったのですが(けちって1個しか買わなかったから)、今朝の冷気に「今でしょ!」となり食べてみました。
<

碗にあけて、熱湯150mlを注ぐだけで完成。
市販のおしるこは甘すぎるイメージがありましたが、こちらはあっさりしています。
千鳥を象った紅白の乾燥餅も汁でふやけてもっちり。


簡単に作れておいしいし、体も温まっていいことだらけ。
もう1個くらい買えばよかったです。
2018年10月26日(金)


朝4時半起きで、藤崎宮近くの病院へ。
県外からも患者さんが訪れる人気(?)の医院で、前回7時すぎに行ったらすでに行列!
なので、5時半を目指して向かったのでした。


するとさすがに早すぎたのか、駐車場のゲートが開いていない・・・。
ぶらぶら時間をつぶして6時半の開場と同時にスチャッと駐車。
1着で受け付け待ちができて、とても気持ちのよい朝になりました。


そのままルンルン気分で自宅近くのパン屋「BROT HAUS(ブロートハオス)」へレッツゴー。
いつもはハード系を買うのですが、術後なのでやわらかそうなパンをいくつか選びました。
写真のキューブ型パンは中にナッツ系のクリームが入っていて、ホットミルクとよく合う味でした。
2018年10月25日(木)


またお粥。
今日は日本式の作り方で炊いてみました。
冷凍していた塩豚を入れて、昨日よりちょっとだけバージョンアップ。
塩豚は高山なおみさんのレシピです。
「きょうの料理 高山なおみ」で検索すると出てきます。


日本のお粥はあっさりしていて胃に優しい感じ。
これはこれでおいしいけれど、満足感はやっぱり香港式の方が上です。
洗って30分ほど水を切ったお米に油をまぶし、たっぷりの鶏ガラスープで1時間煮込みます。
お米が溶けるギリギリのところで火を止めるとクリーミーな仕上がりに。
ねぎの醤油漬けとよく合いました。また食べたい。

*今日のおすすめ商品
お粥特集号
|九州の食卓2014年冬号|
2018年10月24日(水)


1カ月前から決まっていた抜歯の日でした。
阿蘇五岳の涅槃像のように横たわった親知らずなので、ちょっとした手術になりドキドキ…。
抜歯後は痛みで食欲も出ないかもと先生に言われていましたが、無事に終わって安心したのか帰宅した途端お腹ぺこぺこ!
それでも2~3時間は麻酔で口が動かせないため、明日の分も作り置きしておこうと考えて香港式のお粥をぐつぐつ煮込みました。


夜になって、すりごまと、しょうゆの即席漬けにしたねぎを散らして恐る恐る食べたら、なぜか全然痛くな~い。
作り置きの青菜とじゃこ炒めや、しいたけの梅和えなども出して、気がついたら3杯完食していました。
それから原稿を3本書いて、またお腹がすいてしまい、さらに2杯。
たっぷり作ったはずのお粥は1粒も残らずなくなりました。
(何となく顔が腫れてきましたが明日の取材は大丈夫だろうか…)
2018年10月23日(火)


玉名で取材だったので、帰りに合志市にある五島うどんのお店に寄ろうと決めていました。
今年の春、取材の合間にふらりと入ったお店なのですが、えび天うどんを注文すると、えび天が別皿で出てくるのです。
これはえび天好きにとってとても重要なことです。
うどんのだしをたっぷり吸ったえび天もそれはそれで良いものかもしれませんが、私は別で食べたい!
しかも、こちらのえび天は衣がごくごく薄~く付いていて、もちろんサクッサク。
えびは8割火が通っている程度で、身がプリッとしています。
あくまでも私の好みですが、間違っても衣がぽってりしていたり、火を通しすぎて身がもさっとしていたり…なんてことはありません。
ここではいつもこんなにおいしいえび天を提供しているのか?
それを確かめたくて、どちらかというとうどんを目的というよりは、えび天を食べるために寄りたかった!


…なのですが。
なんと火曜定休でした。
2カ月前にも立ち寄ろうとしましたがその時も定休日でした。
縁がないのかなぁと落ち込みながらも気持ちを切り替えてカレーを食べて帰ることにしました。
行き先は、コーヒー屋なのにカレーがおいしいと噂の「NATURAL COFFEE」(熊本市北区下硯川町)です。
関係性がよく分かりませんがシェフはスリランカ出身とか。
自宅で愛犬たちが待っているのでテイクアウトにしてもらいました。
チキンカレーとじゃがいもカレー、ターメリックライスがセットで650円。
良心的な価格で、味は本格的でした!

*今日のおすすめ商品
カレー特集!
|九州の食卓2017年秋号|
2018年10月22日(月)


実家からラーメンが届きました!
私の中ではラーメン=再来軒。
店舗には長いこと足を運んでいないので現在はよく分かりませんが、昔はメニューはラーメンのみ!でした。
餃子とか、炒飯とか、白ご飯とか、そういうのはありません。


スープはとんこつ、麺は自家製の細~いストレート。
博多じゃないのでバリカタとかありません。ちょっとやわめです(宮崎はうどんもやわ麺です)。
チャーシュー、きくらげ、メンマ、海苔、小ねぎがトッピングされていて、白こしょうをブワサ~とかけて食べます。


これといって特徴があるわけではないのですが、ときどき妙~~に食べたくなります。
そんな時はたいてい母から「ラーメン送ったよ」と連絡があるので不思議です。以心伝心でしょうか。
2018年10月21日(日)


昨晩、穀物を入れている引き出しに、買ったまま忘れ去っていたひよこ豆を発見してしまいました。
なのでひと晩水に浸けておき、今朝は原稿を書きながらコトコト水煮…。
お昼にはチリコンカンとなりました。

ひよこ豆のチリコンカン

1.ひよこ豆200gはひと晩水に浸し、やわらかくなるまで水煮する。
2.厚手の鍋にしらしめ油を熱し、みじん切りにしたにんにく1片とクミンシード小さじ1を香りが出るまで炒める。
3.②の鍋にみじん切りにした玉ねぎ1玉を入れて透明になるまで炒める。みじん切りにしたセロリ2本と合いびき肉200gを加えて、ひき肉に火が通るまで炒める。
4.煮汁を切ったひよこ豆とトマトペースト60g、チリパウダー大さじ1と1/2、ガラムマサラ小さじ1、トマトケチャップ大さじ1を加えて全体になじませる。赤ワイン100mlを注いで、汁気が少なくなるまで煮詰める。コーンの水煮を入れて全体をざっと混ぜ、塩としょうゆで味を調える。

20cmのSTAUB鍋いっぱいにできる分量です。
余ったらカレー粉を入れてひよこ豆カレーにします。


コーンは夏に地元から送られてきたとうもろこし。
塩ゆでして芯から実を外し、ラップに小分けして冷凍しておいたもの。
この下準備がちょっと(いや、かなり)面倒ですが、頑張っておくと半年ほど必要な時に使えて便利です。

2018年10月20日(土)


久しぶりにかき揚げを作りました。
野菜だけでもおいしいのですが、「揚げたえび」が大好きなのでえび入りです。

かき揚げ

1.たまねぎ1玉とにんじん1/2本は薄切りする。青じそは細切りして水にさらし、水気を切っておく。えびは食べやすい大きさに切る。
2.ボウルに①としょうがの梅酢漬けを入れる。薄力粉大さじ2を加えて全体にまぶす。
3.小さめのボウルで薄力粉大さじ3と片栗粉大さじ3、塩小さじ1/4、水100mlを軽く混ぜる。
4.②に③を入れて、ざっくりと混ぜる。180度の油でカラッと揚げる。油を切り、器に盛る。粗塩をふる。

紅しょうがの串揚げの発想で、夏に作っておいたしょうがの梅酢漬けも入れてみました。
その分、衣の塩分を控えめにしたので、梅酢漬けを入れない場合は塩小さじ1/2くらいまで増やしてもいいと思います。


うちではしゃもじにのるくらいの少量を揚げます。
3口くらいで食べられて、ちょうどいいサイズです。
これからごぼうやかぼちゃ、白ねぎなどで作ってもいいですね。

2018年10月19日(金)


ハワイ土産でいただいたホノルル・クッキー。

私はハワイ未経験なので詳しいことは分からないのですが、聞くところによるとパイナップルやマカデミアナッツ、グァバなど、ハワイ産の農産物を使って焼かれているそうです。


雑誌「ハワイの食卓」があればきっと取材されていたことでしょう。
・・・なんてことを考えながら、おいしくいただきました。

2018年10月18日(木)


阿蘇神社近くの回転焼きのお店「たしろや」に原稿を届けに行きました。
いつ訪ねても「まぁ食べて行きなさいよ」とできたての回転焼きを出してくれる店主の田代さん。
お父さん、と呼びたくなる雰囲気で、ついつい長居してしまいます。


これから阿蘇はどんどん気温が下がっていきます。
寒いのは苦手だけど、回転焼きがおいしい季節になると思うとちょっと楽しみです。

2018年10月17日(水)


バタバタと夕飯タイム。
台所にあるものでパスタを作りました。

あるものでパスタ

1.鍋にたっぷりの湯をわかし、パスタをゆでる。
2.フライパンにオリーブオイルとスライスしたにんにく、刻んだ青唐辛子を入れて火にかける。香りが立ったらかつお節としらすを炒める。
3.③のフライパンに①のゆで汁少々を加えて乳化させる。パスタも入れて全体を混ぜ、塩としょうゆで味を調える。
4.器に盛り、刻みねぎを散らす。

パスタは1.4mmの細めが好きです。

思いつきの料理でしたが結構おいしくできました。
明日はゆっくり食事ができるように仕事のペースをあげて頑張ろうと思います。

2018年10月16日(火)


朝からとんでもなく忙しかった一日。
コインパーキングの支払い用に硬貨が必要で、コンビニで買った野菜ジュースが朝昼ごはん。
たまにはこんな日もあります。


ふだんから、地元・宮崎に関連するものがあるとつい買ってしまいます。
今日の野菜ジュースも特産品・日向夏がミックスされたものを選びました。


日向夏は名に「夏」とありますが、旬は冬から春先にかけて。
年末あたりから宮崎の直売所や道の駅、スーパーに並び始めます。
(もともとは夏の柑橘だったものの、栽培技術の進化で出回る時期が早くなってしまった、との説も)
白いワタをわざと残して皮をむき、食べやすい大きさにくし切りにしていただきます。
さわやかな甘さとすっきりした酸味が特徴で、果肉は舌で潰せるほどやわらかく、果汁はしたたるほどたっぷりで…。
とにかくとてもおいしい柑橘です。
それなのにいまいちメジャーになりきれないのは、宮崎の県民性のせいでしょうか?
私も学生時代に先生方から「競争心を持て」「受験は闘いだ」「頂点を目指せ」と教育されましたが、この通りうすぼんやりと育ってしまいました。
2018年10月15日(月)


買っておいたtarteletteのキッシュをぱくり。
ブロッコリーがたっぷり入っていました。


取材先で焼きたての熟成肉を見てしまい(撮影だけで試食なし)、とてもお肉が食べたい衝動に駆られてしまいました。
昔ならこんな時はスーパーに走ってお肉を買って、焼いて食べていました。
でも今は、ひと呼吸置いて、「本当に食べたいのか?食べなきゃいけないのか?」と自分に問いかけるようにしています。
今日はそうしたら気持ちが落ち着いて、買いに走らずに済みました。


こう書くと、何だかヤバいヤツみたいですね、私…。
2018年10月14日(日)


熊本市中央区南坪井のtartelette(タルトレット)は、季節の果物や野菜をタルトやキッシュに焼き上げてくれる大好きなお店です。
1カ月ほどでメニューが変わるので、「いちじくを食べ逃してしまった」「しまった、いちごはまた来年か…」となることもしばしば。
だからこそ、訪ねるたびに新しい味と出合えて、いつもウキウキします。
今は栗のタルトが並んでいました。


1/4カットからホールまで好みのサイズが選べて、贈答用は箱詰めにしてくださいます。
この箱が!
鮮やかなブルーの地にショップのロゴが型押しされていて、すごくかわいい!
ちょっとした手みやげにちょうどよく、相手にも喜んでもらえるので、いざという時にとても助かります。
2018年10月13日(土)


お蕎麦屋さんの玉子焼きっておいしいですよね。

ホテル日航熊本近くにある「堅平更科」の卵焼きは、だしが効いていてちょっと甘め。
あつあつのふわふわ。
だいこんおろしがよく合います。


混雑時はオーダーNGなので、開店時間のちょっと前にお店に行って、一番乗りで卵焼きを注文するのがおすすめです。
2018年10月12日(金)


8時に予定していた夕食が急遽17時30分スタートに変更となり、大慌て!
とりあえず冷蔵庫にあるもので、おつまみ的なものを作りました。

山芋とまぐろの韓国風サラダ

1.かいわれは根を落とし、長さを2等分にする。青じそは細切りする。皮をむいた山芋とまぐろを1cm角に切る。
2.ボウルに味万能としょうゆ、ごま油を混ぜ合わせる。
3.②に①と納豆を加えて全体をあえる。
4.③を器に盛り、ちぎった塩のりを散らす。

調味料の分量は適当だったので分かりません…。
でも結構おいしくできました。


味万能というのは、宮崎・五ヶ瀬町の物産館で購入した合わせ調味料です。
韓国出身の方が時々販売にいらしていて、1瓶500円で購入できます。
材料欄には「にんにく、しょうが、とうがらし、かつおだし」と書かれています。
マヨネーズと混ぜて野菜スティックをディップしたり、鶏肉にもみ込んで唐揚げの下味にしたり。
あると時間がないときに便利です。
味万能がない場合は、コチュジャンとおろしにんにくでいいと思います。


塩のりは、サン海苔の商品。
佐賀産ののりをごま油と塩で味付けしたものです。
おいしいのですが、家にあるとついパクパク食べてしまうので危険です。

*今日のおすすめ商品
「江の浦海苔本舗」の塩のりも美味!
|九州の食卓2015年冬号|

2018年10月11日(木)


秋の終わりのぶどうタルト。

熊本は朝方からめっきり冷え込んで、犬たちが珍しくぴっとりとくっついてくる~!
はっきり言って、幸せです!
例え暖房要因として必要とされているだけでも、それでもいいんです。


明日は朝から阿蘇。
寒そうですが、早めに現地入りすれば雲海が見られるかも。
先日お会いしたパンダイゴの大吾さんから「10月の晴れた日の朝はだいたい雲海が出るよ」って教えてもらいました。
でもそれって、朝6時~9時くらいの話なんですよね。
今夜は早く眠らなければ、です。
2018年10月10日(水)


上熊本駅近くの「Macossa」のバナナシフォンケーキに、泡立てた生クリームを添えてみました。
有機栽培の青レモンがあったので、削った皮を散らして…。
カフェみたいで一人でにんまり。


うちの冷蔵庫には滅多においでにならない生クリーム様。
数日前にグラタンを作ったときの余りです。

あまりに存在が珍しいので冷蔵庫のドアを開くたびに気になって、気になって…。
やっと消費期限前に使い切れてホッとしました。
もったいないし、タカナシの純生クリームは結構いいお値段しますからね!


こうして体重が増えていくんだなあと実感した一日でした。
2018年10月9日(火)


私にれんこんのおいしさを教えてくれたのは、ゴトウタカコさんです。
2013年春号巻頭特集「お弁当大好き!」の取材で、ゴトウさんが作ってくれたベーグルサンド弁当。
焼き戻ししたベーグルに「蓮根ディップ」と「蓮根と筍のソテー」、ベビーリーフを挟んで…。
噛むほどにじわじわ出てくるれんこんの旨みがクセになってしまいました。
以来、れんこんだけのソテーをよく作っています。


パパッとでき上がるし、パンにもご飯にもよく合う!
もちろん、白ワインやビールとも相性がよいです。

*今日のおすすめ商品
特集 お弁当大好き!
|九州の食卓2013年春号|
2018年10月8日(月)


すっかり肌寒くなっておでんがおいしく感じる…ような気候になるかと思っていたのに、真夏のように暑い日でした。
予想が外れましたが、数日前から下ごしらえをしていたので今夜はおでん!

おばあちゃんのおでん

【食べる前々日までにしておく】
<牛すじの下準備>

1.和牛のすじ約500gを流水でよく洗う。
2.大きめの鍋に①を入れ、ひたひたになるまで水を注ぐ。火にかけて沸騰したらすじをザルにあげ、流水でアクをしっかり落とす。アクが出なくなるまでこの作業を繰り返す(2~3回)。
3.鍋に②と長ねぎの青い部分、スライスしたしょうがを入れて、ひたひたになるまで水を注いで火にかける。沸騰したら弱火にして、すじがやわらかくなるまで煮る。粗熱を取り、ゆで汁ごと冷蔵庫で冷やす。

<だしの下準備>
1.おでん用の鍋に昆布と干ししいたけを入れ、水を鍋の6分目まで注ぐ。ひと晩置く。

【食べる前々日までにしておく】
1.
昆布と干ししいたけ、水を入れておいた鍋を火にかけて、だしを取る。だしを取った昆布は一旦引き上げて、食べやすい大きさに切って鍋に戻す。
2.
すじをゆでた鍋を冷蔵庫から取り出し、白くかたまった脂を取り除く。
3.
①の鍋に②のスープを鍋の7~8分目まで足し、すじも入れる。下ゆでしておいただいこん、ゆで卵、糸こんにゃく、たこなど、好みの具を入れて火にかける。沸騰したら弱火にして10分ほど煮る。みりんと酒、塩、しょうゆで少し薄く感じる程度に味を調える。
4.
火から下ろし、鍋ごと冷ます。中まで完全に冷えたら再び火にかけ、沸騰したら弱火にして10分ほど煮る。この作業を食べる当日まで繰り返す。
※ちくわやはんぺんは食べる直前に鍋に加えて温める程度にしておく。

私の祖母が作るおでんは牛すじたっぷり!
ゆで汁もだしとして使うので、一般的なおでんよりは少しこってりめでした。
今は薄味ブームなのでこの味は流行らないかもしれませんが、私の中でおでんといえばこの味。
自分なりに何度も試行錯誤を繰り返して幼い頃に食べていた味とだいぶ近いものが作れるようになった気がしますが、祖母の亡き今は本当にそうなのか分かりません。
一度でいいから味見をしてもらいたかったなぁと、おでんを煮込みながらいつも思います。

*今日のおすすめ商品
かるべ流おでんレシピ掲載!
|九州の食卓2013年冬号|

2018年10月7日(日)


じゃがいもだけのシンプルなグラタン。

じゃがいもグラタン

1.じゃがいもは皮をむいて薄くスライスし、切ったそばから鍋に入れていく。
2.①の鍋に、じゃがいもがひたひたになるまで牛乳を注ぐ。塩少々を入れて火にかける。
3.牛乳が沸騰したら弱火にして、じゃがいもがやわらかくなるまで煮る。
4.③を耐熱容器に移し、じゃがいもがひたひたになるまで純生クリームを注ぐ。塩と黒こしょうで味を調える。
5.④にパルミジャーノを削りかけ、200度のオーブンで表面に焦げ目が付くまで25~30分ほど焼く。

ホワイトソースを作らずにできるので、失敗しらず。
これとグリーンサラダがあればまんぷくです(朝ドラ見てます)。
パルミジャーノがなければ溶けるタイプのスライスチーズや粉チーズを使ってください。

2018年10月6日(土)


午前中にお会いしたFPさんにおすすめされ、午後からの用事と場所も近かったので、これは運命(?)だ!と日田焼きそばの店「想夫恋」でお昼ご飯。
取材で大分に行くとよく看板を見かけて気になっていました。


お店に貼られていたポスターによると、「そばを焼くから焼きそば。蒸し麺ではなく、生麺をこんがりキツネ色に焼いた」とのこと。
鉄板で運ばれてきた焼きそばは麺の水分が適度に飛んでいて、底の方はおこげができてパリッパリ。
具の豚肉は角切りされていて存在感があり、もやしはシャキシャキの歯触りがちゃんと残っています。
一子相伝というソースは見た目よりもあっさりしていて、甘ったるくありません。
確かに今まで食べてきた〝焼きそば〟とは一線を画す味でした。
ごちそうさまでした!
2018年10月5日(金)


あるもので急ぎのお昼ごはん。
白ご飯、かぼちゃの煮物、豚肉とかいわれの炒め物、紅しょうが、麦茶、です。

かぼちゃの煮物

1.中サイズのかぼちゃ1/2個は皮をよく洗い、適当な大きさに切る。
2.鍋に水100mlといりこ3尾、酒大さじ2と1/2、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ2、砂糖大さじ1と/2を入れる。
3.②の鍋に①を並べ、落としぶたをして中火にかける。煮汁が少なくなり、かぼちゃに火が通ったら火から下ろす。鍋ごと冷まして味を落ち着かせる。

甘い料理が苦手なので、かぼちゃの煮物を作ったのは5年ぶりくらい。
作り置きできるので、今日みたいにゆっくり食事を用意する時間がない日には助かりました。

2018年10月4日(木)


取材で精進料理をいただきました。
ごま豆腐やおにしめ、さしみこんにゃくなどがお膳になっています。
この他に、里芋とこんにゃくの揚げ物、栗ご飯と呉汁も出ました。


食べた直後は「お腹がはちきれそう…」と思ったのに、2時間ほど経ったら「またごま豆腐食べたい…」と思うのが不思議。
住職のありがたーいお話も聞けて、貴重なひと時となりました。

*今日のおすすめ商品
巻頭特集「精進料理の知恵を生かして作る、お肉やお魚なしでもすごくおいしい日々のごはん」
|九州の食卓2015年夏号|
2018年10月3日(水)


今朝は早起きして、撮影用の料理を用意。
料理家の先生から送っていただいたレシピをもとに、買い出しして、調理して、撮影する、という一連の流れがセットです。


料理関係の仕事をいくつか定期的にさせていただいていますが、この頃すっかり秋らしいメニューが増えてきました。
旬の味覚はぼーっとしていると食べ逃してしまいます。
今年は渋皮煮をまだ作っていないので何となく気持ちが不安定。
6月中旬になっても梅干しを仕込んでいない時のソワソワ感に似ています。

*今日のおすすめ商品
巻頭特集「秋を瓶詰め」
|九州の食卓2016年秋号|
2018年10月2日(火)


取材先でラーメンのにおいをかいだら無性に食べたくなってしまい、「一蘭」でちょっと早めの夕飯を取ることに。
今朝病院で胃が荒れていると注意されたばかりなのに…と罪悪感に襲われながら、こそこそと食べました。
だめだと分かっていながら食べるラーメンはどうしてこんなにおいしいのでしょう。


昔は何をどれだけ食べてもへっちゃらだったのに、寄る年波には勝てないのか…。
明日の胃もたれがちょっと怖いです。
2018年10月1日(月)


今朝は毛布にくるまっていても肌寒く、秋というより冬のような冷え込みでした。 だからか、お弁当も何となく冬っぽいおかずに。 メニューはわかめごはん、白菜の和え物、焼きだいこんです。

わかめごはんはクックパッドのレシピ「こどもが認める給食のわかめごはん」を見て作りました。 味付けが塩と酒、みりんのみというシンプルさが好きです。

焼きだいこんは料理研究舎リンネのエサキサトコさんから教わったレシピです。 だいこんをだしで煮るところまで前の晩にしておいて、朝は焼くだけ。 簡単だし、おいしいので、もう何回も作っています。 ごま油の香りと、噛んだ時にだいこんからジュワッとしみ出るだしの旨み…。 これさえあればご飯を何膳でも食べられそう。 作り方は2017年春号に掲載されています。

*今日のおすすめ商品
「料理研究舎リンネの 四季のお弁当」掲載
|九州の食卓2017年春号|

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