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叶 祥子さん(歯科医師/食養生指導)
1958年、神奈川県生まれ。大学歯学部に在学中、従来の対処療法による医療に疑問を感じはじめ、予防医療を目指す。神奈川県で歯科医院を開業後、東日本大震災を機に熊本県南阿蘇村に移住。持続可能なコミュニティーを目指す「トランジション・タウン南阿蘇」で、食養生の個人指導などを行っている。毎週日曜(9:00〜17:00)は「たねまきハウス」にてサンデーマーケットを開催。食養生の相談にも応じている


気持ち良く〝汗〟をかく体になる
夏は、排毒の季節です。人間の体は、春に排毒のスイッチが入り、夏にピークを迎えます。この時期に気持ち良く汗をかき、体内に溜め込んでしまった毒素をデトックスしましょう!
そのためにも、どんどん汗をかいてほしいのですが、最近はいろいろなもので〝毛穴〟が詰まっている人が多いようです。例えば、ボディシャンプーやボディクリーム、シャンプーやリンスなど。それに、夏には日焼け止め。汗をかく方が良いのに、体臭を気にして制汗剤を使う人もいるでしょう。これらの品の多くには化学物質が含まれており、毛穴を詰めてしまいます。すると体は汗を出せずに困ってしまいます。まずは、天然由来成分の品に変えましょう。
汗をかくといっても、運動を勧めている訳ではありません。運動しすぎると筋肉に疲労物質がたまって硬くなり、循環が悪くなりがちです。運動する人は体に負荷をかけないよう、メンテナンスもきちんと行い、ケガをしないよう注意しましょう。
それではどうやって汗をかくか。体の内部に熱をためてしまうクーラーをつけずに、毎日10分ほど拭き掃除する程度で十分です。坂道を歩いて上るのもいいですね。その後は、水風呂に浸かると体温が下がりますよ。

体内に不要なものを入れない工夫を心がける

体重は、体内に〝悪いもの〟が蓄積していると、どんどん増えます。ですから、まずは〝出す〟機能を高めることです。また、たんぱく質を摂取しすぎると、腎臓機能が低下して毒を出せない体になり、アレルギーの原因の一つになります。夏に排毒しておくと、来春の花粉症の症状が楽になる人も多いようですよ。
もちろん、化学物質を体内に取り入れないことも大切です。毛穴ケア同様、食べるものは、自分で選ぶことができます。食品添加物を含む食品の摂取は極力避け、〝入れたら早く出す〟ことを心がけましょう。
私は、石鹸で洗顔し、その後はそのまま。化粧水もつけません。以前、一生懸命ケアをしていた時は顔中にシミがありましたが、この方法にしてからシミが消えてきました。皮膚に現れるトラブルは、血液の汚れが一因。腸の細胞の状態が良くないと、シワも出てきます。ですから、食を変えることでこれらが改善されると、シミもシワも改善されていきます。汗の質も変わってきます。匂いがせず、サラサラの汗になります。

落としたい部分をサイズダウンできる食べ方がある
食べるものと、食べ方、調理の仕方を変えた食事を続けることで、おいしくたくさん食べても体重は落とすことができます。その上、落としたい部分のサイズダウンも可能です。ダイエットして体重は落ちたのに、肝心の痩せたい部分が痩せなかったという人もいるでしょう。それは、選んだ食べ物が間違っていたのです。例えば、太もものサイズダウンを目指すなら、乳製品を控えめに。嬉しいことに、年齢は関係ありません。食を変えたら肌がきれいになって、ウエストがくびれてきたとおっしゃる80歳の女性もいます。

体に負担をかけない、夏の冷たい飲み物
暑さが続く夏は、冷たいものを食べたり飲んだりしがちです。しかし、体温より低い温度のものを摂取すると、とても体に負担をかけてしまいます。人間の体は、体温を上げるために大変なエネルギーを必要とします。それで疲れてしまうのです。
夏は、冷たくても体に負担をかけない即効性のある飲み物を選びましょう。
今回は、そのうちの幾つかを紹介します。一つは〝ちゃんとしたみかんジュース〟。それから、脳の動きを良くする〝梅酵素の炭酸割り〟。みかんジュースを使った〝甘酒ラッシー〟です。これらの飲み物が、冷たいのに体に負担をかけない理由は、お話会で紹介しますね。

◾叶 祥子さんの実践できる〝食養生〟お話会
第1回(8月編)/デトックスして、楽しくダイエット!!
■日時/2018年8月4日(土) 10:00〜13:00
    ※体に負担をかけない冷たい飲み物をお試しください
    13:00からは、叶さんによる個人相談も行います
■参加費/4000円(1回)、個人相談は別途1万円(1時間程度)
■会場/九州の食卓セレクトショップ

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