「九州の食卓 手仕事マルシェ」(通販)の商品を実際に使ったり、食べたりした感想です。
リポートしている人=三星舞
(フードコーディネーター/フードライター)


ハヤシライスを作ってみました
本葛粉といえばかるべけいこさん!
「とろみ焼きうどん」や「葛粉入りポークカレー」「豆乳鍋」など、本誌やウェブマガジンで本葛粉を使ったレシピをたくさん紹介してくれています(※)。
「ハヤシライス」は2015年夏号に掲載したレシピ。
バターや小麦粉を使わずにオリーブオイルや葛粉であっさりと仕上げてあり、暑い日に食べたくなる味です。
本葛粉には、とろみをつけるだけでなく、血行を良くし、体を温める効果もあるそうです。
かるべファンには必須の食材ですね。
※とろみ焼きうどん=本誌2015年春号、葛粉入りポークカレー=本誌2017年秋号、豆乳鍋=ウェブマガジン2018年冬号



ごま豆腐を作ってみました
固形タイプの本葛粉はすり鉢などで細かくした方が使いやすいのですが、こちらの商品は粉末タイプ。
水に溶かしやすいので、調理がちょっと楽になります。
ごま豆腐も、材料を鍋の中で混ぜ合わせて、加熱しながら練るだけででき上がり。

◎ごま豆腐の作り方

<材料/2人分>
本葛粉…25g
練りごま…25g
水…200ml
塩…少々
好みのたれ(しょう油やめんつゆなど)…適量
薬味(わさびや柚子胡椒など。写真は「柚木こしょう」を使用)…適宜
<作り方>
1.鍋に本葛粉を入れ、水を少しずつ加えながら木べらで混ぜる。練りごま、塩を加えて全体をしっかり混ぜる。
2.①を中火にかけ、木べらで混ぜながら8~10分加熱する(※)。全体がもったりとしたら火から下ろす。
3.②を水でさっと濡らした型に流し込む。粗熱を取り、型の底に氷水を当てて冷やす。固まったら器にあけ、好みのたれをかけて薬味を添える。
※少量のレシピなので、火にかけた瞬間からとろみがつき始めます。加熱中は目を離さないで!



白粥の葛あんかけを作ってみました
本葛粉でとろみをつけたあんは、透明感のあるつるんとした見た目が特長です。
あっさりとした白粥にかけて、目に美しく、お腹にやさしいごちそうを作りました。
あんかけの配合(だし200mlに、本葛粉大さじ1+水大さじ1)を覚えておくと、さまざまな料理に応用できます。
だし巻き卵や、薄味に煮た里芋にかけてもおいしいはず!

◎白粥の葛あんかけの作り方

<材料/2人分>
白粥(※)…茶碗2杯分
かつおと昆布の合わせだし…200ml
塩…適量
薄口しょう油…適量
本葛粉…大さじ1
柚子胡椒(写真は「柚木こしょう」を使用)…適宜
<作り方>
1.本葛粉は大さじ1の水(分量外)で溶いておく。
2.かつおと昆布の合わせだしを鍋で温め、塩と薄口しょう油で少し濃いめに味をつける。①を加えて、とろみをつける。
3.白粥を茶碗によそい、②をかける。柚子胡椒をのせる。
※白粥の炊き方は2014年冬号で詳しく紹介しています。

和菓子や洋菓子の生地、料理のとろみつけに利用される
体にやさしい日本の伝統的な食材「本葛粉」

秋の七草の一つであるクズの根から得られるデンプンを精製して作ってあります。葛粉には血行を良くし体を温める効果があります。お菓子作りやとろみ付けにお使いください。創業明治8(1875)年、本葛を作り続けて140年以上という、福岡県朝倉市の老舗の商品です。