このワークショップは、九州の食卓のコンセプトでもある
「できるだけ手作り」をテーマにしたもの。
買うのが当たり前になった食材を、九州の食卓のスタッフと一緒に手作りします。
基本的に講師役の先生から教えてもらうのではなく、
参加者の皆さんと一緒に試行錯誤しながら作り、
普段何気なく購入する食材がどのような手順で作られているかを一緒に学び、
手作りする楽しさを体験していただきます。


12月16日(日)にできるだけ手作り「そば作り編」を行いました。
講師は熊本県西原村で風流(カザル)という屋号でカフェを営む吉岡潤さん。
いつもは講師役を頼まずに参加者の皆さんとあれこれ言いながら、完成を目指しますが、今回ばかりは、美味しいそばを打っていただける方が隣町にいらっしゃるので、特別に講師をお願いしました。


おいしいそば作りのポイントは挽きたてのそば粉を選ぶこと。
「コーヒー豆と同じように、そば粉も時間が経つとどんどん酸化が進み、風味も飛んでしまいます。できれば挽きたてのそば粉を販売している製粉会社を見つけて、購入してみてください。」と吉岡さん

手始めに吉岡さんに実演していただきました。

まずはそば粉と小麦粉を混ぜます。
その後、水を少しずつ加えながら、こねていきます。
水は全部使い切らず、様子を見ながら加えてください。

ダマがまとまってきたら、2つに折りにしどんどんこねていきます。

大きくダマがまとまったら、菊練りと言ってひだを寄せて菊の形を作り、円錐状にしていきます。

円錐形を上から潰すと綺麗な丸になります。
次に生地を回しながら、伸ばしていきます。

伸ばしたい部分をめん棒に巻きつけると伸びます。

どんどん伸びていきます。

生地が台にくっつかないように、打ち粉も忘れずに。
生地を畳んで包丁で切っていきます。

まず小間板を軽く押さえ、上からストンと包丁を落とします。
次に切る時は、刃を落としたまま上側を小間板側に倒して、小間板を少しずらすと、太さも調整できるので切りやすくなります。

太さが均等のそばが次々に出来上がりました。途中、高速切りも披露していただき見事完成。
切ったそばは乾燥に注意してすぐにタッパーにしまってください。


吉岡さんの手早い一連の流れに見とれてしまい、ついつい作った気になってしまいましたが、ここからが本番。二人一組になってそば作りに挑戦です。

こねる時は、腕だけで押さず、体重を乗せてこねると疲れにくいです。

「小間板の代わりに、お土産でいただくお菓子の箱を使っても切りやすいですよ」と吉岡さん。手の感覚伝わりやすいそうです。

参加者の皆さんも手際が良かったので、あっという間にそばが完成しました。

茹でるときは時間との勝負。
たっぷりのお湯に蕎麦をほぐしながら入れます。
目安は1分30秒ぐらい、一度2〜3本で試してお好みで調整してみてください。
湯でたら氷水でしめ、水を切ったら完成です。

最後に吉岡さん特製のおつゆと一緒にいただきました。



参加者の皆さんの感想です
・難しいというイメージがありましたが、意外と簡単にでき、年末にチャレンジしてみようと思います。とってもおいしいお蕎麦が習えたので、とっても嬉しかったです。
・思ったより簡単にできたことも良かったです。できるだけ早めに復習がてら作ってみます。
・心優しい方々と食や生活についてお話しできて楽しかった。また最高に美味しく感じられました。
・大好きな風流さんのお蕎麦が、家でも近いものが作れそうでとても嬉しいです。すごく難しそうに思っていたそば打ちを体験してみたことで「私にもできそう」と思えてうれしかったです。忘れないうちに作ってみます。


家庭でも意外と作れそうといった声が多く、手作りならではのおいしさと楽しさを実感していただきました。
ご参加ありがとうございました!


今回作った材料 6人前
そば粉(波野産)400g
小麦粉(熊本県産)100g
水 約230cc
打ち粉 適量

道具
大きいボール
面打ち板
めん棒
そば切り包丁
小間板 →なければお菓子の箱がオススメです。


ご家庭で行う際はダイニングテーブルで行うのがオススメです。
溝や淵があると、粉が詰まりやすいので、凹凸のない台の上が好ましいです。あと立って作業を行うと疲れにくいですよ。


道具を少しずつ揃えるのがちょっと、、、という方は
そば打ち道具が一式セットになった初心者セットを思い切って買ってみると便利です!

ぜひご家庭でもそば作りに挑戦してみてください!