このワークショップは、九州の食卓のコンセプトでもある
「できるだけ手作り」をテーマにしたもの。
買うのが当たり前になった食材を、九州の食卓のスタッフと一緒に手作りします。
基本的に講師役の先生から教えてもらうのではなく、
参加者の皆さんと一緒に試行錯誤しながら作り、
普段何気なく購入する食材がどのような手順で作られているかを一緒に学び、
手作りする楽しさを体験していただきます。
前回は豆腐作りに挑戦しました。
作り方を確認すると豆腐の作り方はいたってシンプルで、
大豆を細かく潰す→豆乳を作る→にがりを入れる→箱に流し込む→アクを抜く→完成です。
今回は豆乳から作る方法と市販の豆乳から作る2つの方法を試しました。
気をつけるポイントは
温度管理とにがりを入れた後にかき混ぜすぎないことです。
いざ、スタート
前日から水に浸したみさを大豆を潰していきます。
電動ミキサーで滑らかになるまで撹拌します。
沸騰させた水に潰した大豆を加えて中火にし、なべ底をかき混ぜながら焦げないように静かに沸騰させ煮ます。
煮汁を熱いうちに布巾に流して濾します。
熱々の煮汁を頑張って固く絞ります。(熱かった…)
煮汁が“豆乳”で布巾に残ったものが“おから”です。
残ったおからは皆さんでお持ち帰りいただきました。
できた豆乳を弱火にかけ、70〜75度になったら火を止め、にがり液を投入し、あとは15分ほど待つだけです。
仕上げに流し箱に布を敷いて、少し固まった豆乳を流し入れ、重石をして水を切ります。
最後に皆さんと完成した豆腐をいただきました。
豆腐がきちんと固まるか不安でしたが、なかなかの出来栄えとなりました。
市販の豆乳から作った豆腐はクリーミーな味わいでプリンのような食感で、やはり大豆の潰し方でこうも違うのかなと感じました。
せっかく手作りの豆乳ができたので、市販の豆乳とどう味が違うのが確かめればよかったなと後から反省しました。
参加者の皆さんの感想です。
豆腐の作り方をみんなで模索しながら作れて楽しかったです。おからの活用法を知れるともっとよかった。
意外と自宅で作れそうな感じがしました。子供と一緒に作ってみようと思いました。
少人数で和やかなあムードで豆腐作りが楽しめました。
皆さん楽しみにながら、学ばれたようでした!
参加者の皆さん、ご参加ありがとうございました。