この記事は、男性諸氏に「この週末に、料理をつくってみませんか」と
おこがましいですが提案してみる企画です。
週末まであと少し、気分が浮き立つ金曜日。
「今度の休みに、何か料理を作ってみよう」
少しでもそんな気持ちになっていただけたら嬉しいです。
文・写真=大石雄樹(九州の食卓/営業部)
10数年ぶりのキャンプで
挑戦する男の手料理(2)
キャンプに来たからには、普段、家でできないこともやりたいと思い、九州の食卓2015年春号で紹介した編集部のできるだけ手作りシリーズ9の「燻製」に挑戦してみました。
準備するものは、
ダンボール
金網
スモークウッド
温度計
ガムテーム
アルミホイル
食材 お好きな食材
カマンベルチーズ
ベビーチーズ
ソーセージ
野菜など
まずは燻製器を作ります。
作り方はいたって簡単というか、ほぼほぼ適当で、
金網が入るように、ダンボールに切り込みを入れながら、組み上げていきます。
あっという間に完成!
下にアルミホイルと小石を敷きました。
早速、食材を並べて、スモークウッドに点火して、燻していきます。
ですが、中々、温度が上がりません。
原因はスモークウッドの点火が不十分だったようで、すぐ消えていました。
何度もスモークウッド燃やし、しっかり点火すると、徐々にもくもくと煙が充満し、温度も上がりはじめました。ただ、今度はいたるところから煙が漏れ始め、次から次へと隙間という隙間をガムテームで埋めるという、モグラ叩きのように煙にもてあそばれる展開に。
そうこうするうちに、温度も上がりなんとか燻製へ。
無事、燻製してくれました!
ランタンに火を灯し、テントの中で缶ビールと燻製したつまみをちびちびいただきました、香りも十分な仕上がりに、これぞキャンプだなあとしみじみと思いながら美味しくいただきました。
点火と煙に少し手こずりましたが、総合的に大変満足いく結果となりました。
燻製に使ったダンボールも一緒に持ち帰ったので、車内が燻製の香りに包まれて、帰りも燻製の余韻を楽しむこととなりました。
道具さえ準備すれば、簡単に燻製が楽しめますのでオススメです。
点火がポイントなので、ガスバーナーなど火力が強い道具を持って行かれることをオススメします。
次回は、キャンプ場でつくる朝パスタ編です。